『からし』 原作者、カービィNO23さん。
カービィ「デデデッ!貴様ぁぁっ!」
デデデ「何なんだいきなりっ!大声だしながら城に乗り込んでくるなっ!」
カービィ「カラシっ!カラシを返してよぅっ!アレがないと、僕は、僕わぁぁぁっ!」
デデデ「えぇぃっ、叫ぶな泣くな喚くな擦り寄るなっ!」
カービィ「だったらカラシをっ!今すぐカラシをっ!ぎぶみーカラシーっ!」
デデデ「カラシなんざ知らんっ!大体、カラシだけ盗っても意味なかろうがっ!」
カービィ「ぇ、デデデじゃないの?てっきりいつもの嫌がらせかと」
と、その時だ!
デデデの後頭部にサクッと練ガラシのチューブが刺さった。
カービィ「手紙がついてる……矢文ならぬチューブ文か……」
デデデ「いいから速く抜いてくれ。」
スポンとカラシのチューブを抜いて、
くくりつけられていた手紙をがさっと広げる。
『からしをばかにしちゃだめー
オービィ』
カビ&デデ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
(数十分略)
デデデ「まぁ、カラシのチューブが飛んできたということは、こいつがカラシを持ってるんだろうな。」
カービィ「・・・・・・・・・・・。」
デデデ「……ん?どうした?」
カービィ「ガッデムッ!カラシの汁さえ残っちゃいねぇっ!!」
デデデ「汁ってオイ。」
カービィ「まぁいいっ、待ってろよ、オービィッ!必ず貴様からカラシを取り戻してみせるっ!」
デデデ「そういや、お前はカラシ一つで何をそんなに怒ってるんだ?」
くるりと振り返るカービィ。怖い。
カービィ「カラシ一つと侮るなかれっ!
僕は、カラシが無いとおでんが、あの大好物の『お・で・ん』が食べられないんだぁぁっ!(号泣」
デデデ「いや、泣きながら言わんでも」
ワド「そうっすっ!オイラの大好きな納豆が食べられないんすよっ!?」
デデデ「お前はどっからでできたんだっ!」
ワド「カービィさん、助太刀するっすよっ!オイラもカラシ無くては生きられないワド種っすからっ!」
カービィ「ありがとう、ワドルディ!今日ほど君を真正面から見たいと思った日は無いよっ!」
デデデ「ついていけん…俺様はここに残るからな。」
カビ&ワド『勝手にしやがれ、このワサビ狂が。』
二人の声は綺麗にハモった。そして二人は城を飛び出し、チューブの飛んできた方向へ向かって走って行ったのだった。
デデデ「何で俺様がワサビ好きだと知ってるんだっ!?待てやゴルァ―ッ!!」
第二話へ続く
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