マルクの学芸会!
〜version.M〜
ここはプププ中学・・・
「なんかそれ、ベタベタなのサ・・・」
うるさい、ピエロは黙れ。
「僕はピエロじゃないのサ!」
どう見たってピエロだろ・・・。と、それは置いといて。
この、生意気にカラフルな羽を生やした丸いピエロはマルク。
魔術っぽい物を使えるという、なのサ口調の変わった奴です。
「お前に言われたくないのサ・・・。」
「ちょっとマルク、何してんの!早くしてよ!」
とマルクを注意してる、このベレー帽の少女はアドレーヌ。描いた絵が実体化するとかしないとか。
「今日は学芸会なのよ!しかも、ぶっつけ本番!あんたはあたしに内容教えてくれないし!」
そう、今日は学芸会。どうやらこの二人、全然練習していないようです。
というか、マルクが勝手に何をやるか決めた上、しかもアドレーヌにそれを伝えていないようです。
「いや、タイトル見れば分かるでしょ・・・。」
・・・余計なお世話。
そして学芸会本番、待合室・・・
「で、マルク。あたしは何をすればいいの?」
「君はただ立ってるだけでいいのサ・・・それと、そのベレー帽借りるのサ。」
「え、別にいいけど・・・」
マルク、顔がにやけております。一体何を企んでいるのでしょうか?
体育館・・・
マルク達の出番がきました。
二人がステージに立った時、紙(プログラムが書いてあるやつ)にはこう書かれていました。
マルク・アドレーヌ 「スーパーロボット」
(なんか嫌な予感が・・・)
これを見たアドレーヌ、すっかり顔面蒼白になってしまいました。というかマルク、はっきり言ってガキです。
芸が始まるや否や、マルクはステージから身を引き、アドレーヌが孤立する形になりました。
そして、とても人間には唱えられない呪文を唱えました。
すると、マルクが持っていたアドレーヌのベレー帽が宙に浮かび、高速でアドレーヌの所まで飛んでいきます。
そして、アドレーヌの頭上まで来たところで空中静止しました。
「パイルダァァァァ!オォォォォォォン!!」
マルクが叫ぶと同時に、ベレー帽がアドレーヌの頭の上に降りました。そして、これがアドレーヌの地獄の始まりでもありました。
「光○力ビィィィィム!!」
ビィィィィィ!
マルクの叫び声と共に、アドレーヌの目からビームが放たれます。体育館の壁に穴が開きました。
「目が、目がぁぁぁぁぁ!」
アドレーヌ、なんだか痛そうです。っつ〜かマルク・・・お前、何年代の人物だ?
「ブ○ストファ○ヤー!!」
ゴォォォォォ!!
次はアドレーヌ胸部から赤い熱線が!!体育館の扉が溶けました!・・・体育館を破壊する気か。
「熱い、熱い、熱いぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
アドレーヌ、死にかけてます!かなりヤバイです!!っていうかマルク、いい加減にやめろ!このままじゃ本当にアドレーヌが!!
「そしてトドメの・・・」
(ま、まさか!!・・・)
「ロケットパァァァァァァンチ!!」
(い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!)
―ここから先は言えません―
パチパチパチパチ・・・
観客から盛大な拍手が送られました。
そしてマルクは、気絶したアドレーヌを背負って退場します。・・・血を残して。
―その後、マルクがアドレ―ヌに殺されかけたのは言うまでもありません。
THE END?・・・
読むのをやめる