木漏れ日の綺麗な広場で 誰かがアコーディオンを弾いていた 大昔に流行った曲 名前は伝わっていない いつまでも いつまでも 休みなく続く調べ 夕暮れの切ない広場で 誰かがアコーディオンを弾いていた 誰も居ない広場 夕日はじわじわ目を焼いた いつまでも いつまでも 止む事のない調べ 大人は子供には見えないのだと言い 子供は大人には見えないのだと笑う 広場のアコーディオン弾きは 誰にも見られず 誰もに見られて 雫を残す 空を幻想が飛んでゆく メロディーの船に乗って遥か遠くまで 残されるのは雫だけ  雫だけ 大きな雲の流れる広場で 誰かのアコーディオンが鳴いていた 弾き手も居ないのに響く まるで生きているようで いつまでも いつまでも 休みなく続く調べ 夕暮れの切ない旅路で 誰かのアコーディオンを思い出す 誰も居ない場所で ひたすら聴こえるだけだった いつまでも いつまでも そこに在った調べ 大人は子供には聴こえないと言い 子供は大人には聴こえないと笑う 広場のアコーディオンは ただ 誰にも聴こえず 誰もが微笑む 心を残す 月に幻想が飛んでゆく メロディーの船に乗って遥か彼方へと 降って行くのは心だけ 心だけ ------------------------------------------------------------------------- ブラウザの『戻る』でお戻り下さい。