数千年の昔 隣の婆さんがそうであったように 儂も雨風に斬られたならば こんなにも弱音を叫ばずに済んだのだ と 最後の巨木が爆音の中に倒れて 最早幾年 生を受けると同じくして 長く生きろと使命を帯びた生物達は 繁栄したただ一種のソレの 滅びた後を食い潰しながら 静かに静かに 呼吸を続ける シロクマが生きる場所に オオハシは飛ばないでしょう なのにソレらが生きた場所で 僕らは這いずりながら 命の鎖を天へ絡ませる ほら あんなにも沢山 高い場所でリィンリィンと 透明な鎖が煌いている 木よりも高い四角い岩に あと少しで触れそうなほど もう長く伸びたよ ------------------------------------------------------------------------- ブラウザの『戻る』でお戻り下さい。