朝露を派手に散らして駆け行けど景色は同じ 広大な草の原に浮かぶは霧の中の我の影 あの薄い雲の形に 友の面影を見る 夕暮れ色は不吉の影か 再会の兆しか 我が主は昨夜から声を忘れ  我がタテガミの先を一心に目指す 広大な草の原は浮かぶはただ薄緑の弱い波 行く先はあの待ち人 我が主がただ一人連れていた 別れは遠く昔のようでそれは 太陽が今よりたった30昇る前 彼を主に持つ友は今 幾つの荷を背負っているだろう 再び我を追い抜くと 高らかに嘶いているだろうか 静かすぎる草の原 虫の声を探す間もなく我は駆け 背に触れ流れる露は 天の涙か あの薄い雲の形に 友の面影を見る 夕暮れ色は不吉の影か 再会の兆しか ------------------------------------------------------------------------- ブラウザの『戻る』でお戻り下さい。