道に登れぬ事を呪い 道を外せぬ事を呪い 我(が)に無き物を欲し続け やがて満たされれば 無き物が無き事を呪い 全てを捨て 失い 呪う 在れば無き事を望み 無ければ在る事を望み 決して失わぬよう 決して満たされぬよう 人は欲望に足を食わせ 欲望は人に尾を食わせ 円を描きながら ゆらりゆらりと天へ向かう 呪いは我に向かい 人は己の呪いを食う 食われぬ欲望は一人地に堕ちて 空を睨み 叫び 溶けて 天への道 失いし事を呪い 地に生まれし赤子を食らう 黒く濁りし風が 天への道を閉ざし 呪いは人より遠く離れ 人はその尾つかむ事叶わず 枯葉のように ゆらりゆらりと地へ向かう 捨てた欲に食まれ  黒く 溶け やがて 全ての大地を覆う 欲望歩く 人の大地 呪いの風吹く 天への道 欲捨て場通らずして 天へ向かう事叶わず 天へ向かうにして 欲捨て場通れず ------------------------------------------------------------------------- ブラウザの『戻る』でお戻り下さい。