自己中心的な人が嫌われるのは、
人に配慮ができないからです。
だから、
自己中心的になろうと思ったなら、
配慮しようという気持ちを捨て、積極的に嫌われなければいけません。
平気で自分のゴミを道端に捨てたり、
人に好き勝手な事を言ったり、
誰を傷つけても自分は傷つかずに、
もちろん大事な人は?の問には間も開けず、
『自分』と答えなければなりません。
謝ると言う事は考えてはいけません。
相手が物を解かってなかったらそれを教えずに責めるという、
とても高度な技を繰り出さなければいけません。
自分を見てはいけません。見ずとも最高の存在だと常に自覚していなければいけません。
自分を見なければいけません。常に見ていたいほど模範的で素敵な人間だと確信しましょう。
そして、その矛盾にも気付いてはいけません。
気付いてしまったら、忘れてしまいましょう。
さて、ここまでのことができたら、
いよいよあなたがしたかった事をしましょうか。
あなたがしたい事はなんでしたっけ?
そうですか。
その、一人で旅に出たいという人に、どうしてもついて行きたいと。
同じ景色を見て、同じ音を聞いて、同じ物を触って、
話相手になって、手を合わせて同じ道を歩き、
その場所に出るという悪鬼からその人の背中を守ると。
随分動機と目的が矛盾してますね。
あぁ、それに気付いてはいけないんですよ。
今の話は忘れましょう。二人で。
それと、そこまでしてついてくるんだったら続きは後で教えますから、
早く、支度してくださいね。
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