エストレーラ学園考古学部

第一話【危険物発掘】





ミト「これは『過去に襲撃してきた者達』、『星の戦士の歴史』は・・・えっと、あれぇ・・・どこにしまったんだっけ
?」

エストレーラ第七十二学園の考古学部室。
部長のミトは倉庫を探り回していました。
ミト「あ、あったあっ・・・ん?」
冗談の本がぐらついています。危険信号発信中(?)
ミト「ギニャーーーーーーっ!!!!」
ドサドサドサドサーッ。
ミトの上に沢山の本が落下してきました。
ミト「た・・・助けてぇぇ・・・」
すると、本をヒョイッと持ち上げる人が。
ルーヴィ「何ドジってんだ、バーカ」
ミト「う、うるさいなあ、部長に向かって何だその口調は」
ルーヴィ「ドジってばかりの部長に文句なぞ言われたくないで〜ッス」


夫婦漫才やるなら別でやれ、著者の面前で甘ったるい?コトをやるんぢゃねェ!


ミト「今日の予定を発表しまーす。今日は伝説の星の戦士、カービィ様を発掘しに行きまーす」

































ルーヴィ「・・・・・・・・・・・・・・・・何だって?」
・・・止まっていた時間は動き出しました。なかなかやるのお。時魔法??
ミト「だからぁ、カービィ様を発掘しにいくと言ってるのサ」
ルーヴィ「お前さぁ・・・歴史の本読んだだろ。」
ミト「うっ・・・」←図星
ルーヴィは三分の二、呆れた顔をしています。
ミト「・・・『新・星の戦士歴』にさ・・・『我々は、カービィはベジタブルバレー南東の古代地下遺跡に封印されたと推
測している』って」
ルーヴィ「それ、嘘。」




ミト「・・・はっ。な、何でそんなことが言えるのさ。」
ルーヴィ「だってよ、あそこは隅々まで発掘済みなんだぜ。いくら古代文明が発展していたと言っても、さすがにあれは望
み薄ってもんだろ」
ミト「でも・・・でもさ、何か特別な物がないと秘密の扉が開かないとか、代々伝わる家宝で呼び覚ますとか・・・」
ルーヴィ「お前なー・・・夢を見るのも程々にしとけよ。だいたい、何で考古学部が世界をひっくり返す様な発掘をしなき
ゃなんねぇんだ?俺達は趣味本意でやってるだけなんだし、しゃかりきになって発掘したところであそこから出土される物
はせいぜい土器のカケラか、発掘隊が捨てていったゴミってところだろ」
夢を根底からブチ壊す様な発言ありがとうございます。しかし、ミトはそれを聞いてもこう言いました。
ミト「それくらいで丁度いいよ。今度の土曜日の夕方に行こうか、狙い目だし。道具一式リスト、はい。」
ルーヴィ「それでも行くのかい・・・その性格、変わらねぇなあ。」
ルーヴィは苦笑しつつ納得した顔つきで、リストを受け取りました。






土曜日・・・時間が経つのは早いもんだ・・・









ミト「よおぉっし、我らが勇士よ、よくぞ集まられた。今宵は夕日が我らを祝福してくれている。さぁカービィ様発掘へー
・・・」
ルーヴィ「それはいいから、早く行こうぜ。」
ミト「へへへ、興奮しちゃって・・・つい」
やっと帰れる・・・もう一生ここで骨と化し塵になるまで帰れないかと思っていたのに・・・
夢じゃないだろうか?幻覚でもないだろうな??
ルーヴィが要らぬ心配をしてフラフラしていると、カカトに当たる物が。
ルーヴィ「ん?何だこりゃ?」
ミト「あーっ!!そ、それ『魂封じの壺』・・・!!」
ルーヴィ「何ィ!?(またやっかいな物見つけちまったよ・・・夢から覚めたら地獄ってか?)」
ミトが思いっきりフタを開けると、そこには・・・



ピンク色の球体の生き物、ミトの探していた・・・・・・










カービィが眠りこけていたのです。
























あらら、ついにカービィを見つけちゃったの。
頑張ってよ、ここからが本番なんだからね。


NEXT STORY・・・【発見】

俺流用語辞典

ミト・・・一応副主人公。元気で活発、ドジは天性。
ルーヴィ・・・副副主人公(何じゃそれ)冷静かつ冷やかしにかけて天才的。ある意味理想。
部長・・・ミトは部長、ルーヴィが副部長。考古学部は人数が少ないのさ。
ベジタブルバレー南東の古代地下遺跡・・・そんなもの実在しませんぜ。オリジナルです。
魂封じの壺・・・要するにコールドスリープ装置ですよ。何か古代っぽく名前変えただけです。
カービィ・・・主人公。この小説では食いしん坊で天然、されど正義感溢れるという性格で行く方針を予定中。








次の話を読む
前の話を読む

読むのをやめる