〜第9話〜『沼に現れた魔物』
ただいま従業員は・・・沼の近くに雪泳が隠し持っていた(?)折りたたみ式テントを使って夜ご飯中♪
新しい従業員『ヒロ・リッツインセル』が入り、星の宿屋一行は面白く・・・
ジョー「あぁ!桜餅!俺のみそ汁勝手に飲むんじゃねぇ!!」
ゴツン!
かび助「ぶぼ!ゲッホゲッホ・・・なにさ!ぶつことないじゃん!!」
カンナ「ちょっとかび助!!さっさとこのみそ汁拭いちゃって!!!」
ヒロ「ZZZ・・・」
レモン「見てみて♪包丁の刃って綺麗にけずるとこんなに綺麗になるの♪」
竜轡「こんな時でもお茶がうまい・・・」
雪泳「そうですねぇ・・・」
・・・面白くっと言うか・・・自己中心的に進んでおります・・・(それでいいんかい!)
ジョー「ん?アースとかその他の連中は?」
ドン助「外の番してるよ〜」
な〜ビィ「あ、じゃあうち、外の人にご飯持ってくね♪」
〜外〜
パチパチパチ・・・
ひっそりとした道は・・・沼からの湿気と霧で包まれています・・・
その暗闇の中にひっそりと・・・って、ぼた餅じゃん(おい)
アース「あのぉ・・・言いにくいんですけど・・・」
ダーク「んあ?」
アース「暗闇でダークといると怖いです・・・(泣)」
ダーク「っふ・・・よく言われるよ・・・(号泣)」
っとそこへ・・・
な〜ビィ「こんばんわ〜♪お待ちかねのご飯ですよ〜!!」
ダーク「よっしゃぁぁぁ!!」
アース「今日の献立はなにぃ?」
な〜ビィ「え〜っと・・・謎の化け物のヒゲ汁・・・あ、さっきの奴のね」
チュドーン!!
アース「(食えるんかい!!)」
ダーク「ほかは?」
な〜ビィ「そこら辺にはえてたキノコと野草のス〜プ♪」
ダーク「ちょ・・・食えるんかい・・・毒とかは入ってないよな・・・」
な〜ビィ「まっさかぁ!レモンならありえるけど〜うちは大丈夫だよぉ♪」
以前・・・雪泳が失敗してしまった種をレモンが間違えて育ててしまったことがあったそうだ・・・
ダーク「あの時は死んだ・・・アドが間違えて鍋に入れちまったもんだから・・・」
アース「へ・・・へぇ・・・(僕はこんな人達といっしょに居ていいのだろうか・・・)」
な〜ビィ「だーかーらぁ・・・大丈夫だってぇ♪」
ダーク「んじゃ・・・いただきまぁぁぁぁす!!バクバクバクバクバク!!」
・・・よほどお腹が空いていたらしい・・・
〜20分後〜
アース「ふわぁ・・・なんだか眠くなってきたぁ・・・」
あくびをしながらアースが言いました
ダーク「そうだな・・・どうするか?」
な〜ビィ「寝れば?眠い時に寝るのが一番だってヒロが言ってたよ?」
・・・ヒロはいつも寝てるしね・・・
ダーク「んじゃ、俺は先に寝る」
アース「僕もぉ・・・」
な〜ビィ「うちもねよ〜っと・・・ふわぁぁ・・・」
3人とも、当初の目的を忘れて、テントに帰っていきました・・・(見張りはいいのか・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がキィィィン!!
???「どわぁぁぁ!!」
ドサッ・・・
???「立て!馬鹿息子!お前はこの剣術を使いこなせる素質があるんだぞ!」
???「なんだと白髪ジジイ!!俺は逃げも隠れもしねぇ!!」
(ん・・・この親父と子供・・・見たことがあるような・・・)
???「いくぞ!天銃剣術!『誇りは真の証、誇りあらば世の真を知るだろう!真銃明斬!』」
(!!!・・・親父!それに・・・昔の・・・俺?)
ぜぼえい(昔)「うわあぁぁぁぁぁ!!!」
親父「なんあぁ?!まだうけられねぇのか?!それはお前に迷いがあるからだ!」
ぜぼしん(昔)「・・・迷い・・・」
親父「もう一回だ・・・あぁぁぁぁぁ?!なんだこりゃぁ!!」
ずごどぉぉぉぉぉん!!
化け物「ビ〜ジィンビ〜ビィン!!」
(うんわ・・・今日出てきた化け物と同じだな・・・こっちのほうが大きいようだが)
ぜぼえい(昔)「ぬわあぁぁ?!」
親父「暴れるな!真を知りたければ、立ちはだかる物に誇りを見せてやれ!!」
化け物「ビ〜ジィンビ〜ビィン!!」
ぜぼえい(昔)「・・・天銃剣術!『誇りは真の証、誇りあらば世の真を知るだろう!真銃明斬!』」
ババババババババ!!!・・・ッキン!!
(・・・夢・・・か?いや、知っている・・・知っている・・・だけど!!!!)
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
雪泳「ぜぼえいさん!!!!!」
ぜぼえい「お・・・うんわぁぁっぁぁ!!」
雪泳「うわ!なっなんですか?!」
ぜぼえい「・・・すまん・・・ちょっとな・・・」
雪泳「ずいぶんうなされてましたね・・・ビックリしました」
ぜぼえい「・・・昔のことが夢に出ただけだ・・・っふ・・・俺らしくねぇよな」
雪泳「いえ・・・そんなことありませんよひとそれぞれですからね♪」
ぜぼえい「ありがとな!おかげですっきり・・・」
ダーク「静かにしろ・・・」
雪泳「!」
ジョー「・・・珍客だな」
ぜぼえい「・・・スリフィの刺客か?」
カサカサカサカサ・・・
辺りは静かですが・・・かすかに聞こえる風の音と、それに吹かれる草木の音が不気味です・・・けれども、
それに混じって人の吐息が聞こえます・・・
ぜぼえい「っち・・・おい!こそこそしてねぇで、とっととでてこい!!!」
・・・カサ・・・
ジョー「逃げるなら今のうちだぞ」
グルドリア「・・・ふふふっ」
ぜぼえい「!!!」
上から笑い声が聞こえました・・・上を向くと、空中に人が立っていました・・・
雪泳「何しに来たんですか?」
グルドリア「ちょっとね・・・あなた達に知らせて起きたい事があって・・・」
ぜぼえい「知らせて起きたい事?なんだ?」
グルドリア「古代宝珠伝説は知ってる?・・・知らない人はいないと思うけど・・・」
ぜぼえい「しってらぁ!そんくらい!」
ジョー「こいつが知ってるならだれでもしってるよな」
毒舌=ジョー(わお・・・)
ダーク「その昔、宝珠をかかげた神々が世界を作ったって奴だろ?」
グルドリア「ふふふ♪あったり、ふ〜ん・・・グリフィアの言う通りねぇ」
雪泳「グリフィア・・・!あの女の人ですね・・・やはりあなた達は、スリフィの仲間・・・」
・・・ッパシ!
雪泳「うわぁ!」
ダーク「雪泳!!」
いきなり雪泳が宙に浮かびました!
グルドリア「私がスリフィの仲間?・・・あんな青二才、私の足元にも及ばないわ・・・」
ジョー「んなこと関係ない!天速剣術!『疾風の神よ我の中より甦れ、疾風神斬!』」
グルドリア「・・・乱暴ね・・・まさに疾風の神そのものだわ・・・けれど」
ババババ!!
ジョー「っだ!ちょっとまて!!俺浮いてるじゃねぇか!!」
雪泳同様、ジョーも宙に浮きました!まるで、体にツルが巻きついているかのようです
ダーク「これも・・・古風千種朱草術か?」
雪泳「あなた達はなにが目的なんですか?!いいかげんに・・・」
グルドリア「あなたは喋りすぎるわね・・・余計な散策はしないこと。少しだまってて」
手を雪泳にむけると、グルドリアの手からツルが伸びました!
しかし、こんなところで負ける星の従業員たちじゃあ、ありません!
・・・パキ・・・パキパキパキ!!キィィィィィン!
グルドリア「な!ツルが氷づけに?!・・・いっ!」
ジョーと雪泳の下に、大きなツルがあります、それが凍らされて氷柱が出来ています
雪泳「剣から冷気を発し、瞬間的に放出すれば・・・これぐらいは出来ます。そのまま攻撃することも」
ッシュ!
グルドリア「っち・・・」
グルドリアの目の下には、小さな切り傷が出来ていました
ぜぼえい「雪泳かっくいぃ!」
ジョー「こんなところでボケかますな」
ぜぼえい「かましてねぇよ〜だ!」
ダーク「戦いの最中だろ?お前らアホか?」
・・・3人でボケ&突っ込みかましてます・・・
グルドリア「・・・そうねぇ、私に一撃を食らわしたご褒美におしえてあげるわ・・・あなたは疾風の神」
そう言って、ジョーを指しました
グルドリア「あなたは氷の神」
今度は雪泳を指しました
グルドリア「そこのダークマタ―は・・・闇の破壊神」
ダークを指しました
グルドリア「そしてあなたは、掟輪の神」
最後はぜぼえいを指しました
雪泳「神・・・」
グルドリア「これを教えに来たの・・・あ、最後に教えて起きましょう。神殿は、真実を語り壊れるであろう
・・・」
ジョー「なんだそりゃ!意味わかんねぇよ!!」
グルドリア「・・・バイ♪」
シュン!
ダーク「消えたか・・・」
ぜぼえい「おい、雪泳・・・何かわかったか?」
雪泳「なんと・・・なくなら」
ダーク「分ったのか?!」
雪泳「え!そんなはっきりとは分りませんよ!」
ジョー「ま、とりあえず・・・明日考えようぜ」
3人「賛成」
・・・なんだかお決まりの言葉ですね・・・
〜んじゃ、朝にしときましょう・・・(おい)〜
な〜ビィ「えぇ!グルドリアが来た?!」
かび助「またまた唐突な・・・」
ジョー「ことは始まってる・・・早くしないとな」
雪泳「それではまず・・・池に行きましょう」
ぜぼえい「・・・沼か・・・」
竜轡「ふえ?なんかあるの?」
ぜぼえい「いや・・・別にな」
ジョー「・・・まぁな・・・とりあえず行こうぜ!」
かび助「んじゃ、しゅっぱぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁつ!!!!!」
一同「オォォォォォォ!!!」
〜沼〜
沼には深い霧がかかっています・・・その霧に紛れて鼻をつく匂いが立ち込めています
レモン「く・・・」
な〜ビィ「ぐ・・・」
カンナ「は・・・」
ぜぼえい「・・・臭ぇ・・・」
ダーク「ぐっはぁぁぁ・・・」
雪泳「臭いですよぉ・・・」
アース「そんなこと言ってないでぇ・・・速くすすもぉよぉ!」
鼻をつまみながらアースがいいました
ヒロ「ふう・・・ねむ〜ぅい・・・でもくさぁぁぁい・・・ZZZ」
それでも寝るのか・・・
ジョー「・・・でもよぉ・・・来たわりには何もないなぁ・・・」
かび助「だ〜よ〜ねぇ・・・(泣)」
ドン助「・・・いや、そうでもなさそうですね」
アース「え?」
ダーク「・・・なるほどな」
いつのまにか濃い霧は無くなっていました。あるのはただ一つ・・・小さな祠
な〜ビィ「祠・・・だよね?」
雪泳「古いものですね・・・扉のコケの様子をみると、長い間開けてなかったようです」
ダーク「開けられっかなぁ・・・結構硬そうだぜ?」
っと、そこへジョーが・・・
ジョー「こじ開ける」
一同「・・・えぇ?!」
止める暇もなくジョーは祠に手をつけました・・・すると?
バチバチバチ!バチィィィィン!!
ジョー「いっつ!・・・なんだ・・・この祠、結界が張ってある・・・」
レモン「結界?」
ぜぼえい「結界かぁ・・・」
一同「う〜む・・・」
みんなが考えている中で・・・ヒロが何か見つけました
ヒロ「あれぇ?なにか〜書いてある〜ぅ」
カンナ「なにが書いてあるの?」
雪泳「僕が読みます・・・」
ΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨ
・・・生の掟は3つの輪により成り立つ・・・それを守るは掟輪の神・・・
輪の頂点に立つ力は、誇り高き『笑』
掟輪の神の笑は、すべての物に生きる力を教え、誇りを与えた・・・
輪の左下に立つ力は、迷いなき力『怒』
掟輪の神の怒は、すべての物に生きる苦しさを教え、強い精神を与えた・・・
輪の右下に立つ力は、儚き希望『哀』
掟輪の神の哀は、すべての物に最後の死を教え、冷たい涙を与えた・・・
・・・生の輪は回り続ける・・・
掟輪の神が消えぬかぎり・・・
古幻神力宝珠の力が・・・無くならぬかぎり・・・
ΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨΨ
雪泳「・・・古幻神力宝珠」
ぜぼえい「なんだそりゃ?」
ジョー「やっぱりアホだな」
ぜぼえい「はぁ?なんでだよ」
雪泳「ここに書かれている人・・・いや神々が・・・」
レモン「神々・・・」
雪泳「古幻神力宝珠に・・・力を納めて行ったんだ・・・」
――古幻神力宝珠――
ぜぼえい「・・・分った」
一同「え?」
ぜぼえい「なにもかも・・・思い出しちまったんだよ・・・暗黒黒大砲術!!!」
どっごぉぉぉぉん!!!
かび助「どわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
カンナ「な!なんでそうなわけぇ?!」
雪泳「ぜぼえいさん!!」
ダーク「・・・っち!」
ジョー「まて!口から鉄砲!!」
ドン助「まってぇぇぇぇ!!」
ダダダダダダ・・・
色々なリアクションをしながら、5人はぜぼえいを追いかけていきました・・・
・・・ん?
ヒロ「ま〜ってぇぇぇ!」
ひゅん!
ヒロが後ろから俊足で追いかけているので・・・6人ですね・・・
レモン「ふえ・・・」
な〜ビィ「ひょえ・・・」
竜轡「あ・・・」
かび助「え?」
アース「なんだか〜・・・僕達置いてかれたみたい・・・」
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
・・・古代の神々が動き出す・・・
・・・気付かないも知れないけれど・・・
・・・運命の歯車は・・・
・・・ずっと前に・・・
・・・回り始めていた・・・
+++++++++++++++++++++++++++++++++++
次回のちょこっとゼリフ
ぜぼえい「・・・ありがとよ」
雪泳「ぜぼえいさん?!」
ジョー「ぜ・・・ぜぼえい!!!」
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