≪ZERO≫ 第五話:『終わりは始まり』

意識が薄れて行く…。
闇を消して行く、眩い光。
闇が消え…自分という存在が消える。
それは生物にとっての死を意味する事。
だが…この光は、不思議だった。
闇を消すのではなく…、
闇を癒して…自分の心を癒しているような…。
そこで、意識は途切れた。



カービィがゼロを倒した数日後、ポップスターに新しい住民が来ていた。
「うん、気分爽快!やっと家も建ったし、仕事も出来たし、これで有意義に暮らせるな!」
そう家の中で一人呟いたのはワドルドゥであった。
「しかし…やはりメタナイツにでも入れば良かったのか?(汗)」
彼はデデデ城の兵士の隊長になっていた。
『よくもまああんなダメ大王の手下に』とリックに言われた事もあった。
彼は、『ダメ大王?あの大王はそんなんじゃ…』と思っていたのだが、
今はかなり後悔していた。
そもそも、何故兵士になったのか。
それは、『これまでした事の罪滅ぼしに、この星を守りたいから』と言う気持ちがあったからだった。
「さて…暇だ。どうするか…」
と、その時。
「ねぇ〜!遊ぼ〜〜〜!」
カービィの声が外から聞こえてきた。
「私…じゃない、俺と?」
「もちろん!早く来てよ〜〜〜!皆待ってるんだから〜!!」
「わかった!」
…紅い目を持ち、同じく紅い翼を持つ白いワドルドゥは、
元気良く外へ飛び出していった。

あの時、カービィが言った言葉…
それは………


――――――僕には君は殺せないよ。だけど君の闇を取り払う事は出来るよ。
		また、一緒に遊ぼうね。約束だよ――――――



≪ZERO≫ 終わり



☆あとがき★
どうも、ゲームの番人中西です。
ゼロが主人公の小説、いかがでしたか?
衝動に任せて書いたので変な部分もありますが…。(苦笑)
これを書くきっかけとなったのは…カービィ小説MLのお絵描き掲示板で、
とあるゼロの絵+詩を見て、『これだ!!!』と思ったからです。単純ですね。(爆)
読んでくださってどうもありがとうございました。m(_ _)m 


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