エストレーラ学園考古学部
第四話【探求】
ダークマターに襲撃され、長年親しんだ学園を後にした一同。
さて、これからの日々をどうするか。これが今日の課題です。
アレグ「さて、君達の活発な意見を期待する」
ルーヴィ「会議かよ」
ミト「カービィを元の時代に戻すってのは?」
カービィ「うん、僕も帰りたい」
アーギア「出来る訳無いです!タイムマシンなんか無いんですよ!?」
アグード「(小声)『未来に戻る』か・・・」
ルーヴィ「ん?」
アグード「いや、どこかに時空の裂けた様な空間があるかもしれん。それを探せば事は容易い」
・・・アグード、渋い割には受け狙い?
ミト「だったらさ、夢の泉遺跡はどうかな?」
アレグ「それはいい考えだな!」
カービィ「えっ・・・『夢の泉遺跡』って?」
ミト「夢の泉っていう不思議な泉があった後なの。スターロッドは誰かに持ち運ばれちゃった後だったんだけど、それ以外はちゃんと残ってるからいつでも見られるんだ」
カービィ「夢の泉・・・涸れちゃったの・・・?」
アレグ「涸れちゃった・・・とは、君の時代には涸れてはいなかった、と・・・そういう事?」
カービィ「そうだよ。」
アレグがまた感心しそうな顔をしたので言葉を遮る様にルーヴィが喋りました。
ルーヴィ「で、でも夢の泉遺跡は山を四つも越えたソーニォの町にあるんだぜ、追っ手より体力だよ。心配なのは」
カービィ「アレグさんの車はどうしたの?」
アレグ「・・・ここへ来る際に・・・ガス欠とエンスト起こした」
ミト「歩きだね」
アーギア「決定ですね」
皆の気持ちは疲労に向かって一直線に向かっていきましたとさ(終わらせるな
ルーヴィ「まあまあ、荷物なんてそう無いんだしさ。暗くなんなよ。カービィの時代には何があるかワクワクしねぇか?」
ミト「・・・それもそうだね!よーし、行くぞーーっ!!!」
ダダダダ・・・ミトはカービィをむんずと掴んで走っていってしまいました。
アーギア「は・・・速っ!!」
アレグ「ミトは歴史関係なら何だって好きだもんな」
アグード「あの方向にソーニォとやらがあるのか?」
ルーヴィ「山の中で方角を間違えなければ多分ね。」
アーギア「じゃあ僕達も行くとしますか」
全員「賛成っ!!!!」
山のふもと地点。疲れ切ってバテバテの一同が見えます・・・無理するから。
ミト「も・・・もうダメだ・・・」
カービィ「目・・・目がまわ・・・回るぅ・・・」
ルーヴィ「気合いだけで何とかなるもんじゃなかったか・・・」
アーギア「そ・・・そりゃあ山四つですもん・・・気合いだけで山四つも越えられたら苦労しないですよ・・・」
アレグ「まあそういう事を言ったらお終いだが」
アグード「向こうに宿をとったんだが・・・行くか?」
四人「回復速ッ!!?」裏拳つっこみ(死
ミト「アグードは分かるけど・・・先生何故に・・・」
アレグ「大人だし。君達とは体の構造が違うからな。ハハハ」
ルーヴィ「何かムカつく・・・(怒」
カービィ「宿の名前は・・・?」
アグード「確か『紫鳥』だったと思うぞ」
カービィはその名前にピクリと反応しました。またですか(前話参照)
カービィ「紫の鳥・・・クー!?」
俊足でその宿がある方向まで走っていくカービィ。それを後から皆がドタドタ追っていきます。疲労の色が見えますね。
ミト「クーってカービィと一緒にいた仲間の一人だったと思うけど・・・あの宿と何か関係あるのかなぁ」
ルーヴィ「剥製が置いてあるとかな(期待」
アーギア「クー鍋とかですかね(期待」
**しばらくお待ち下さい**
ミト「きっとカービィの時代の事が少しでも分かるよ!早く行こう!」
アレグ「あ・・・ああ・・・」
ルーヴィ「・・・(失神)」
アーギア「・・・(失神)」
アーギア「(アーギアの様な子供でさえ殴り倒すとは・・・恐ろしき者だ)」←冷静ですな
んで、『紫鳥』の前です。
ミト「すいません女将さん!!ここにプププ時代の書物やら何やらありませんか!?」
女将「んー?ああ、それならさっきピンク色の子が書物庫に走っていったけど・・・あそこにはプププ時代の宝物もあるし、盗まれないといいけどねえ」
アーギア「カービィさんは多分そんなことしないでしょう」
アレグ「英雄が盗みなんて働いたらスキャンダルで・・・おっとと」
ミトが睨んだので言葉を切るアレグ。怖いんですね。カカア天下。
カービィ「クー・・・何でこんな山のふもとにいるの?僕がいなくなった後、何が起こったの?」
カービィは必死で書物を漁っています。そして、何かを見つけました。
≪英雄と共に行動していた鳥クーは、英雄がいなくなった後各地を探して転々とし、宿の『紫鳥』近くの山の一角でで邪悪なる物質と戦い、倒れた。『紫鳥』の名の由来はそこからである≫
カービィ「・・・そんな・・・!!!ウソだ!!!!クー・・・死んじゃ嫌だ!!!!」
バーーン!!!
ミト「わっ!?カ、カービィ!?」
ルーヴィ「どうした!?おい、カービィ!!」
カービィ「(ウソだ・・・ウソだ・・・クーがダークマターと戦って死ぬなんて・・・何かあったんだ!)」
カービィは山の中を一心不乱に走っていました。
クーが死んだと記されていた、山の一角へ。
と、その時!
T号「待っていたぞ・・・我等の予想通りここへ現れたな」
カービィ「!!予想通り・・・どういう事だっ!?」
U号「貴様が知った所でどうにもなるまい・・・死ねッ!!!」
U号とT号は同時に光線を発射してきました!
アーギア「カービィさんっ!!」
ガキィン!!
カービィ「ア、アーギアさん!アグードさん!どうしてここに・・・!?」
アグード(矛状態)「書物庫から凄い形相で飛び出していく者を見たら誰だって追いかけるだろう、現にこいつらに襲われているではないか!!」
カービィ「・・・」
T号「チッ、邪魔者が・・・」
U号「雑魚が二人増えた所で変わりはないだろう、三人まとめて葬ってくれるわ!!!」
その頃のミトさん達。
ミト「こ・・・これ・・・この本見てたんだよ!カービィは・・・!」
ルーヴィ「・・・こりゃ見たら飛び出すわな」
アレグ「でもこの書物、おかしくないか?」
ルーヴィ「え・・・どこが?」
ミト「だってホラ、字も文章もプププ時代に似せて作ってあるけどさぁ、本が新品同様だもん」
ルーヴィ「・・・じゃあ・・・罠?」
アレグ「球体君が危ないぞ!!急いで追いかけなければ・・・」
玄関を出た矢先に・・・
V号「そうはいかない」
突然すぎる登場。
W号「貴様らにはここで死んでもらう。我々の邪魔になりすぎるのでな」
ルーヴィ「勝手すぎるだろ!!死んでたまっか!!!」
ミト「武器もないねぇ・・・あ、前回とかぶるけどしょうがないね。ほら、ルーヴィ!モップ!」
ミトはポイッとモップを投げました。ありきたり化。
ルーヴィ「・・・・・・(汗)も〜〜こぉなったらヤケクソだ!!!行くぞ一つ目餅ィィィっ!!!!」
V号「人間如きが(しかも武器モップだし)我等に勝とうなど笑止!!」
W号「格の差を思い知れ!!!」
アレグ「私に出来るが君達に出来ないことはなーんだ?」
W号「!?何だと・・・貴様、我等ダークマター一族の力を知っての言葉か!?」
アレグ「そのダークマター一族だから出来ないことだよ。ミト、出来たか?」
ミト「うん、先生の言うとおりの図形だよ」
二人「・・・っ!?」
二人の後ろには魔法陣が紫に光っています。ミトが棒で描いたようです。
アレグ「エンキドゥ召喚『ジガンテ』発動」
ズゴゴゴゴゴゴゴ・・・!!!
魔方陣とその周辺が地震の様に揺れ始めました!
ルーヴィ「おいっ、近くに宿屋あるんだから手加減くらいしろよ!!」
アレグ「その辺もちゃんと計画済みさ」
ルーヴィ「大丈夫か・・・?」
やがて魔法陣の中から岩の体を持つゴーレムが!でかっ!
V号「くっ、消えろ!!『ブラッディ・ボール』っ!!!!」
アレグ「そんな中途半端な闇攻撃、我が召喚したエンキドゥには効かぬわ!!!!ハーッハッハッハッハッハッハッ!!!!(壊」
エンキドゥは二人のダークマターを掴むと、虫を潰す様に潰してしまいました・・・(ちょっと残酷だったかも(汗)
二人「ギャアアァァァァッ!!!!!」
アレグ「よぉし、エンキドゥ君、戻ってもいいよ・・・あれっ。」
エンキドゥは山の中へ歩いていきます。
ルーヴィ「なぁ、何か指示間違えたんじゃねぇの?」
アレグ「『暗黒物質体を全て潰すように』・・・って言ったはずだが」
ミト「!カービィの所だ!カービィを狙って奴らが来てるんだよ!アーギア君達もそこにいるはず!!」
ルーヴィ「ナルホド。よし、エンキドゥに続くぞ!」
事態はますます複雑に入り組んできちゃったね。
次回も彼らに祝福あれ。
NEXT STORY・・・【使者】
俺竜用語辞典
『未来に戻る』・・・コラコラ。パクリはいかんて・・・しかも有名映画。
ソーニォの町・・・異国の言葉で『夢』を意味する名がついた街。その名の通り?夢の泉遺跡がある。
エンキドゥ・・・メソポタミア神話に登場する粘土の山男。でかい。
虫を潰す様に・・・ダークマター好きの人、ごめんなさい×100(汗汗
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