『カービィとゆかいな仲間たち』
第13話〜レッドキャニオン、VSMr、ブライト&シャイン〜
────────────────────────────────────
前回、おおぼけハムスター5人組、
リック、ナップ、ザック、バック、ピックにさんざん振りまわされたカービィ達。
おまけにリックがナップ&ザックの家に泊まると言って、カービィ達は3人で野宿していました。
「ふぁぁぁぁ〜…よく寝たぁ…」
カービィが起きました。
「寝すぎだぞカービィ…。」
「もう、お昼なんだな!」
クーとカインは、とっくに起きていました。
しかし、リックの姿は見えません。
「リック、まだ帰って来てないのぉ…?」
カービィが目をこすりながら聞きます。
「そろそろ来ると思うんだけどな…。」
「「見つけたぞぉ!」」
カービィ達が驚いて上を見上げます。
そこには、太陽と三日月…。
太陽の方が叫びます。
「俺様はぁ!Mr、グレイトぉ!」
「違うだろーがっ!」
スパーン!
三日月の方が太陽につっこみます。(等身大カッターで)
「えーっと…誰?」
「俺は…いや、この身体の持ち主は、Mr、シャインというらしい…。」
「と、いう事は…敵かっ!」
クーが素早く身構えます。
「そーだ!敵だぁ!俺様はMr、グレ…」
「しつこいわぁ!ちゃんと名のれぇ!!」
「わぁーったよ…この身体の持ち主は、Mr、シャインというらしい…。これでいいか?」
「作者ぁ…セリフをコピペしてんじゃねーよ…名前がそのまんまだぞ…。」
あっ…じゃあ、私ナレーションが直させて頂きます。
「わぁーったよ…この身体の持ち主は、Mr、ブライトというらしい…。これでいいか?」
これでどうでしょう?
「うーん…まあいいんじゃない?」
「ここは敵も漫才コンビなのか…。」
クーはすでに呆れ顔です。
「…とりあえず、ダークマター様の命令だ!お前たちを…」
「倒―す!!」
「俺のセリフを取るんじゃねぇ!そんなんだから漫才コンビって言われちまうんだよ!」
「今のはつっこまなくても良かったんだぞ!」
シャインは、少し考えて『すまん』と一言だけ言って、空に上がりました。
とたんに辺りが夜になります。
「うわぁ!なんで月で夜になるんだよぅ!昼も月は出てるんだぞぉ!」
カービィ、意外に物知りです。
「そんな事はどうでもいい!いくぞ!」
ブライトはさっきのボケボケから一変。喋り方がだいぶ変わっています。
どうやら、戦闘になると性格が変わるタイプみたいです。
ブライトは、カービィ達に体当たりを仕掛けます。
が、カービィ達は楽々と避けます。
「体当たりはもう慣れっこなんだな。」
「それなら…シャイン!」
「…あれだな?」
そう言うと、シャインとブライトが空中で近づいて行きます。
そして、ブライトが急に強い光を放ちだします。
『ひっさーつ…』
2人の声がピッタリと合さっています。
クーは、攻撃方法を予測したようで、カービィとカインに向かって叫びます。
「!!、やばい!カービィ!カイン!早くここへ…!」
クーが言い終わるか言い終わらないかのうちに、光が一瞬おさまり…。
『サンシャイーン、アタァーック!!』
まるで爆発する星のように、一気に光が噴きだします。
ブライトから出る太陽熱と太陽風が、シャインに反射して辺りを照らすまぶしすぎる光が、
カービィ達を襲います。
カービィはなんとかクーの居る場所へ間に合っていました。
クーの居る場所は、ちょうどシャインの欠けている部分の下…つまり陰になっていたのです。
「カービィ!まにあったか…ん?…カインはどうした!?」
「…え?…あ、たぶん…まにあわなかったんじゃない?」
「普通に言うなぁ!!仲間だぞ!」
「だって…最近出番無かったじゃん、カイン…」
と、辺りが元の明るさに戻っていきます。
カービィ達は辺りを見回してみました。
すると、焼きマンボウになって気絶しているカインが目に映りました。
「カイン!」
カービィが駆け寄ります。
「カイーン!また出番がなくなるなんてぇ!何てかわいそうなぁ!!」
「カービィ…ちょっと違うだろ…」
と、辺りが早朝の気温(日の光がサンサンと照っているが実は涼しい)に変わっているのに、
クーが気付きました。
「カービィ!とりあえずカインはおいとけ!攻撃がくるぞ!」
「クー…結構酷い事言うね…」
ブライトが、太陽光線(?)を出して攻撃してきます。
カービィ達はとりあえず後ろに下がります。
太陽光線(?) で前が見えませんが、とりあえず敵の位置は把握しているつもりでした。が…
ヒューン…
「何?この音…?」
「何かが飛んでくる音だな…。」
そういえばシャインは、ブライトへのつっこみでカッターを使っていた覚えがあります。
「…って事は…。」
そうです。実際にゲームを遊んだ事のある人なら、こういう事態に陥った事があるでしょう。
太陽光線(?) が止んだ直後、カービィ達の目の前には、等身大カッターが迫っていました。
「うわぁぁ!」
カービィは覆わず目をそらします。ゲームで視線変更した時に、
敵が迫っていてドアップで画面に映った時と同じ心理でしょう。
ガキーン!
何か小石のような物にカッターが弾かれ、カッターはその場に転がります。
「だれだ!もう少しでこいつ等を倒せたのに…!」
シャインが悔しそうに言います。
ブライトも地面に下りてきました。
小石のような物が飛んできた方向を見ると、5つの影が…。
「クー…あれってさぁ…」
「ああ…たぶん…」
『赤い身体にクールな心!ハムスターレッド、バック!』
『気はやさしくて力持ち!ハムスターオレンジ、リック!』
『足の速さはハムスター1!ハムスタースカイブルー、ナップ!』
『年下だけど心は同じ!ハムスターグレー、ザック!』
『5人の中の紅一点!ハムスターピンク、ピックなの!』
それぞれの声と共に、1人ずつ前に出てきます。
『5人揃ってぇ…』
それぞれが勝手にポーズを決めます。
『ハムスターレンジャー!!』
「うわー…ださー…。」
「ださいとは失礼じゃないかい?まるもち君!」
「とりあえず、オイラ達が来たから安心しなよ!カービィ!」
「なんか安心できないんですけど…」
「…なんだか知らんが、5人ぐらい増えたって同じだ!ブライトォ!」
「『サンシャインアタック』だな!シャイン!」
2人は、『サンシャインアタック』の構えに入ります。
「そっちが『サンシャインアタック』なら、こっちはあれだぁ!」
「おお!あれか?リック!」
2人はそう言うと、なにやら地面をチェックしだしました。
「ふっ、君たちだけでやってくれよ!」
「じゃ、あそこに陰が出来てるから、あそこにいくの♪早く行くの〜!」
「がんばって〜!あんちゃん達〜!」
残りの3人は、さっさと陰に避難します。
「ねぇ、なんで避け方知ってるの?」
「さっきから見てたの!『ひっさーつ…』のあたりからなの♪」
「何でその時出てこなかったんだよ!」
「だってー…危なそうだったし…」
「僕のようにかっこいいヒーローは、遅れてくるものなのさ!」
どっかのセリフをパクったようなセリフを言いますね。
「賢い物はそう言うのを『パロディ』と言うのさ!」
…この場合違うと思うのですが…まあいいでしょう。
そんな会話をしている内に、『サンシャインアタック』は終わっていました。
「てめーら!くつろいでるんじゃねぇ!」
ブライト。と言う事は、今は夜(シャインが上)ですね。
と、ブライトの立っている(?) 地面に急に穴が開きました。
ブライトは穴に落っこちます。いえ、引きずり込まれたと言った方が正しいでしょう。
穴の中から、いろんな音(本当にいろんな音)が聞こえてきたかと思うと、
穴からリックとナップが顔を出しました。
「ふふん!オイラ達はハムスターだよ?」
「地中戦なら任せとけ!」
と、リックは何かをカービィに渡しました。
「…星のかけら…!これをどうしたの!?」
「ブライトって奴から取って来た!」
「ふーん…って事は、シャインの方も…?」
カービィがシャインの方を見ます。
シャインはすでに地面に降り立っていました。
「…相棒を…よくもやってくれたな…ねずみどもぉ!」
「あ。」
「禁句を…。カービィ、離れた方がいいぞ!」
カービィ達はそそくさと脇へと避け(逃げ)ます。
「「オイラ達は…」」
リックとナップ見事に声が同時です。
「おいらは…」
「僕は…」
「あたちは…」
ほかのハムスター達の声もピッタリです。
「「「「ねずみじゃねー!!!!」」」」
4人のパンチやタックルが、シャインを襲います。
ふらふらになったシャインに、一歩送れてピックが近づいてきます。
「あたちはネズミじゃないの…ひっさーっつ…『アイスピック』なのぉ!!」
ピックの鋭い歯が、シャインの足を貫きました。
シャインの身体から黒い影が出て行き、さっさと逃げていきました。
そして、ピックが一言…
「チッ!身体に刺すつもりだったの……外してしまったの♪」
ちなみに、ブライトに取り付いていた影は…?
「…デグチガワカラーン!!!」
地下で迷っていましたとさ。

「カービィ、本当にもう行くの?オイラ、もうちょっとナップたちと遊びたかったのに…。」
「うん、クーが『あいつらが起きる前にさっさと次の島へ行こう』って…」
カービィが倒れているシャインを見ながらいいます。
「星のかけらも2つ手に入ったしな。早く行こう!」
よっぽど、ボケ役ばっかりの島に疲れたのでしょう。
クーは、普段絶対に言わない事を言っています。
リックはワープスターに乗り込みました。
「じゃあな!リック〜!」
「リックあんちゃん、さよなら〜!!」
「また会えたらいいな、友よ!」
「リックー!早く用を済ましてくるの〜!」
「うん!さよなら〜!!」
ハムスター達の別れが終わると、ワープスターは空高くへと飛んで行きました。
虹の雫の水色の光が指し示す島へとカービィ達は向かいます。
しかし、そこには小さな、本当に小さい島があるだけでした。
「なにここ…島って言うより、ただの足場って感じだよ…?」
「カービィ!よく見るんだな!光は雲の上へ伸びてるんだな!」
いつの間にか気がついていたカインが言います。
「雲の上?………確かに…。」
「よし、カービィ!行こう!」
「うん!ワープスター!GO!」
こうしてカービィ達は、雲の上の島、クラウディパークへと向かったのでした。
(オラ…今回本当に出番無かったんだな…)

NEXT
第14話〜クラウディパーク、黒くて丸い…?〜


次の話を読む
前の話を読む

読むのを止める